masayoga column

瞑想で「未来の記憶」を作りましょう!

瞑想で「未来の記憶」を作りましょう!

このタイトルをみて、混乱された方もいるかと思います。

「記憶って、過去のものでしょ?」って。

いやいや、実は未来の記憶を作ることもできてしまうんです。

基本的に人は過去志向型の思考パターンを持っています。
例えば、過去にこうあったから、今こうなんだというふうに、今起きていることの因果の帰結を、過去の出来事の記憶に持って行く。

でも、記憶って相当曖昧だったりします。
そして、以前書いた(「心の4つの癖を理解する」  )
「局所認識」
「固定化」
「歪曲化」
「ネガティブ偏向」
の心の癖4つを通してできた記憶ですから、本当のところが捉えられているとは到底言い難い。

過去に縛られているとは、曖昧なことで、そんな曖昧な記憶で縛られていることを意味します。
しかも過去はもう存在しないのに。

だから、ヨーガスートラでも止滅したい「心のはたらき」のうちの一つとしてあげられているのですね。
そして実はいい記憶も消してしまった方がいいです。
それにしがみついちゃったりして今を楽しめなくなったり、こうでなきゃいけないという概念を強化したりするからです。

でもね、真実は、世の中は、不確定で、因果なんてめちゃめちゃ曖昧で、その帰結の証明は不可能です。
そして、実際は、パーっと開かれた可能性しかないのが、本当のところ。

なので、その可能性の中から未来を作っちゃえばいいのです。
未来にこうなるということを強くシミュレートして、「未来の記憶」を作ってしまいます。

そして、どうせ縛られるのなら、過去の記憶じゃなくて、手にしたい未来の記憶に縛られればいいのです。

未来の記憶を作る実践法

 

さて、どのようにするのでしょうか?
たくさんありますが、今回は今日から簡単にできる
手法をお伝えします。


・夜寝る前に次の日はこうなるということを作ります。
・タイムスケジュールも含めて作っちゃうのです。
・瞑想してもいいし、書き出してもいい。
・しかも、最高の明日を作ってしまいます。
・
そうすると、脳はそれをシミュレートして、その日は実際結構そのようになってしまう。

つまり、「未来の記憶」が作られているから、それを因として、果を作ってしまうのですね。
結構効きますよ。
ぜひ、今晩からやってみてください。

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