masayoga column

「ストレスフリーのススメ」

「ストレスフリーのススメ」

さて、あなたは頑張り屋さんですか?
ボクは、基本的にそうです。
とにかく突っ走ってしまう。
頑張ってるつもりはないけど、なんか突っ走ってしまう性分です。

もし、その頑張りが、ストレスが溜まるレベルの、「頑張りすぎ」だったら、本来の力を発揮できていない状態である可能性があります

頑張りすぎってね、やっぱりストレスが溜まってしまうのです。
現代人って、良くも悪くも頑張りすぎなのかなあって思っています。
ストレスがたまりすぎると、アクセルを踏んでいながら、ブレーキも同時に踏んでいるような状態になってしまうんです。
本当に物事を進めたかったら、無理をしないこと、ストレスフリーにすることって、本当に大切です。

だから、ボクはとにかくしたくないと思ったら、やりません。
とにかくストレスになることはしないのです。
これも、いろんな効率をあげたり、結果を残すための大切な戦略なのです。

人間には本来備わっている「元気」がある。それをただ発揮させてあげればいいのです。
そうすれば、人生がドーンと前進すると思います。

前に「意志力」でも書いたように、その「元気」を発揮させてあげるだけなのです。
今回は、その辺りについて、お伝えしたいと思います。

頑張りすぎの方って、思いの外、自分でそうだと気づいてなかったりします。
ちょっとセルフチェックを。

・肩が上がっている(凝っている)
・姿勢が悪い
・顔つきが険しい
・焦燥感に駆られている
・疲れが取れない
・なぜか太る(体脂肪が落ちない)
・頭がぼーっとすることがある
・やる気が出ない
・やらない理由を挙げるのはとてもうまい
・風邪をひきやすい
・背中や腰が張って痛い
・頭の中が霧がかかったようにもやーっとする
・末端(手足)が冷える
・寝つきが悪い
・ゆっくりと寛ぐのが下手

ということが起きていたら、頑張りすぎの可能性アリ!!!
しっかりとまず休めてあげて、リセットすることもとても大切です。
そうすることで、元々持っている元気を発揮できるようになるのですね。

まず、ストレスについてですが、元々は物理学で使われる言葉で、「外からかかる力による歪み」のことを意味しています。

これが、一般化して、心身を歪めてしまうほどの外的刺激の意味で使われるようになりました。
ストレスを受けると心身は「ストレス反応」を起こします。
そのメカニズムは以下のようなものです。
ストレス
 ↓
扁桃体の発火
 ↓
視床下部による「副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン」の分泌
 ↓
下垂体による「副腎皮質刺激ホルモン」の分泌
 ↓
副腎皮質刺激ホルモンによる副腎皮質への刺激
 ↓
副腎皮質によるコルチゾールの分泌促進
 
コルチゾールが血液中に分泌されると、心拍数や血圧が上昇し、血糖値が高まります。
このため、体は活性化します。しかし、消化機能や免疫を犠牲にして、これは体に鞭を売っている状態であり、人生の前借りのようなもの。
これが続くと、体は疲弊してしまい、本来の力を発揮できなくなってしまうのです。
また、コルチゾールは、カタボリック(異化)ホルモンでもあります。
つまり、強力に体を分解してしまいます。
<ストレスは脳を壊してパフォーマンスを低下させる>
筋肉を溶かして基礎代謝を減らしてしまうどころか、最終的にストレス反応は、コルチゾールが脳で回収されて終わるのですが、脳に過剰なコルチゾールが到達すると脳を破壊してしまいます。
これによって、鬱や記憶障害などの精神的な症状が出たりするのですね。
これは非常に恐ろしいことで、これだけでもストレスをためるのは本当に辞めたいことです。
また、ストレス反応の最初の段階である、扁桃核は大脳辺縁系に位置し、大脳辺縁系の情報処理が優位だと、高度な知的活動をする前頭前野の働きを抑制してしまいます。
つまり、集中ができなくなったり、IQが下がったりするのですね。
いっ時たりともIQを下げたくないボクにとってはこれももう本当にバイタルに大切なことです。
ちなみに、瞑想やマインドフルネスを行うと、背外側前頭前野(dlPFC)が発火し、扁桃核を含めてこの大脳辺縁系の働きを抑えてくれますから、瞑想やマインドフルネスの実践は本当にオススメです。
このため、人間の能力を最大に発揮するためにも、ストレス反応をなるべく起こしたくないのですね。
<ストレスで太る?>
また、コルチゾールが出ると、太りますよ。
肥満ホルモンといえば、コルチゾール。
そして、インスリン。
仕組みはこうです。
コルチゾールが分泌されると、血糖値が上がります。
血糖値が上がると、血糖を下げるためにインスリンが膵臓のランゲルハンス島から分泌されます。
あまりにもこれが続くと、「インスリン抵抗性」がつきます。
インスリン抵抗性とは、要はインスリンが効かなくなってしまう状態のことです。
それで、インスリンが効かないとなると、血統が下がらないので、さらにインスリンが分泌されます。
そして、抵抗性が高まるという負のスパイラルに入ってしまうのです。
さらに、インスリンが効いたとして、血統の行先4つあります。
(1)筋肉(筋グリコーゲンになります)
(2)肝臓(肝グリコーゲンになります)
(3)神経(神経の働く栄養となります)
(4)脂肪細胞(中性脂肪として取り込まれます)
そして、このインスリン抵抗性がつくのは、筋肉、肝臓、神経なのです。
つまり、脂肪細胞はインスリン抵抗性と無縁。
ということは、インスリン抵抗性が高まると、筋肉、肝臓、神経にはグルコースは入っていかず、脂肪細胞に取り込まれるばかりになります。
また、体重は、ホメオスタシスの体重のセットポイントによって決まります。
摂ったカロリー云々ではないのです。
そして、このセットポイントは、インスリン抵抗性によって決まります
つまり、抵抗性が高まると、体重は増えざるをえない。そして、抵抗性が高まっているわけですから、脂肪細胞にどんどん取り込まれていくのです。
運動もして、食生活もレクチンフリー、インターミッテントやってて、体脂肪が減らないなら、このストレスによって、インスリン抵抗性が高まっていることが考えられるのです。
<ストレスが溜まることは脳は回避したがる>
また、脳って、しんどいなと思ったことは、次から回避したがります。
例えば、瞑想をしていて、いつもボクは「無理はしないでくださいね。気持ちいい分だけやるようにしましょう」と生徒さんに伝えます。
これは、脳はhave toでしなきゃいけないものだというストレスを感じると、”Creative Avoidance”(創造的回避)と言って、それをいかにしないか、する必要がないか、あるいはできないかという理由を見つけてくる天才になるのです。
逆も然りですね!want to、つまり、したいと思うことにはストレスがたまらないので、脳はそれをやる時間や理由を必ず見つけ出します。
ここもストレスによって、ものゴトが運ぶ、運ばないということが決定されるのです。
物事を勧めたければ、このクリエイティブアボイダンスを脳にいかにさせないかが決め手となります。
なので、ストレスフリーでいたいわけですね。
<正しい知識を入れることの重要性>

先ほどのように、ストレスが溜まるということは、それをすることのメリットがわかってないからということも往々にありますね。

もし、システム1(*)にそれをすることの意義がしっかりとわかる知識が整理されて入っていたら、オートマチックにそれをやってしまっているということが起こるようになります。
システム2(*)で学習して、しっかりと使える、機能する情報を入れて、それをシステム1に入れる。
そうすると、意思決定やクロックサイクルがはやいシステム1でそれをストレスフリーでするようになりあす。
システム2は学習が得意ですが、実施スピードが非常に遅い。
なので、システム1で考えずにとにかくやってしまう。
これが、ストレスフリーに結果を出す秘訣です。
例えば、加工食品の害について、システム2でしっかりと学びます。
そうすると、それがシステム1に入って、見ても必要なくなるか、そのうち、脳幹網様体賦活系の働きで意識にさえ上がらなくなります。
この時、それを我慢してストレス溜めて食べないというより、なんのストレスなく加工食品は食べなくなります。
つまり、ストレスフリーなのです。
(*)〜補足〜システム1とシステム2について〜UX TIMESより引用
システム1: 直感的で速い思考モード

自動的に高速で働き、考えるのにほぼ努力が不要。自分の意識でコントロールしている感覚は一切ない。印象をすぐ感じたり、発想や連想することが得意である。一貫性や辻褄が合うことを好む。
システム1の能力には、動物に共通する先天的なスキルが含まれている。猛獣や蜘蛛を怖がるなど直感的に素早く危険を避けるスキルはシステム1によるものである。

システム2: 論理的で遅い思考モード

普段は労力をほとんど使わない状態で待機している。論理的、統計的な思考はシステム2でないとできない。注意力を必要とし、気が散っているとうまく考えられない。
意思決定はシステム1→システム2の順に行われ、システム2が最終決定権を持っているため、計算問題など、システム1で答えが出せない時に働く。しかし、意識しないと、システム1が作り上げたそれらしい連想をよく確認しないまま正しいとしてしまう傾向がある。

あることをやめたいと思っていて、ストレスがかかるなら、それはそれに中毒になっているからですよね。
そして、往々にしてそれを頑張って止めようとする。
そうすると、ストレスがかかってしまいます。
じゃあ、どうすればいいかというと、別の中毒でそれを乗り越えてしまうのです。
つまり、中毒を止めるのではなく、自分のゴールに向かえる、別のことに中毒になってしまうことです。
子供の時のように、好奇心を開放して、あなたが楽しいと思えることに打ち込むのです。

例えば、脂肪組織を柔らかくして、筋膜をリリースして、眠った筋肉を伸ばしてほぐし、活性化させて、そして軽い刺激を加えて、動かしてあげると、そこの脂肪は燃えていきます。
これにアディクトするのです。
そうすれば、そうすることが楽しくなってしまうので、体脂肪を増やすような行いはしなくなります。
それも、やはりちゃんとした知識が必要なことはそうですが、でも、楽しくゴールが達成できる体質になっていきます。
いかがでしたでしょうか?
上記したようなことを実施して、どんどんストレスフリーになっていきましょう!
それがあなた自身をさらに元気にし、周りの方の幸せが増えることにつながるでしょう。
まずは、あなた自身がどれだけストレスにさらされているかを知ってあげてください。
そして、それらから自分をできるだけ遠ざけてあげる。
難しいと思われるかもしれませんが、自分への優しさをかけてあげられない人が、人を大切にできるでしょうか。
ぜひ、ご自身を大切にしてあげてくださいね。
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