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「人を許す、自分を許すためにできること」

「人を許す、自分を許すためにできること」

正反対の特性があることを「観る」

「鏡の法則」でも書きましたが、嫌な人がいる場合、おおよそ起きていることは以下のようなことです。
 
あなたにとって嫌な人がいるとします。
なぜ、その人を嫌だと思うのでしょうか。
それは、その人を見ると(思うと)、その人があなたにとって嫌悪感を抱くような特性を持ってるように見える(思える)からですね。
 
だけど、それは本当でしょうか?
全ての人はある特性を持っていたら、その正反対の特性を有しています。
つまり、特定の人を嫌だと判断する時、人はその相手の一局面だけを切り取って、見てしまっているのですね。偏って見てる。つまり、偏見です。
その反対の特性も有してることがはっきりと分かれば、全体性が見えて、その人を許すことができます。
 
どのように見ていけばいいかというと、そのひとが、あなたが嫌だと判断する特性と正反対の特性を示していた時を思い出し、それを見ていた人たちを意識上に上げていきます。
実際にイニシャルで書いてもいいです。
そうすることで、間違いのない事実として、その嫌なところだけではないとわかるようになり、その人を許すことができます。
 
 

気づきのパワー

 
また、こういうことも言えます。
なぜその人にその嫌なところがあるように見えるかというと、自分の中にそれがあるから。
 
例えば、人が嬉しそうにしている。あなたはその人を見ていて、「嬉しそうだな」と見ます。
そして、嬉しそうだなと見ると、無意識に「うれしそうだから、こんな風に感じている」んだろうなと自分の中で、感覚が沸き起こりますね。
でも、その感覚は、自分の中でこれまでの人生の中で感じた「嬉しかった」の感覚の範囲においての感覚。
それを超えたものは、感じたことがないからわからない。
 
自分の中にあるものを感じて、その人がそうだろうと見ているんですね。
つまり、見ているのは、その人ではなくて、自分の中にあるもの。
 
そして、なぜ嫌に思えるかというと、さらに自分の中に、その同じような特性を否定する、それはダメだぞ!こうあるべきだぞ!というもう一人の自分がいるから。
だから、その特性を否定するもう一人の自分が、周りにその同じような特性をもったように見える人がいると、その人のその部分を否定し、物申したくなるわけですね。
 
だけど、実際はそれだけではないんです。
実は、その人に嫌悪感を抱くのは、その他人のその特性を嫌だと思っているんではないんです。
 
自分の中にその同じような特性があって、それを否定するもう一人の自分がダメだぞと言ってるから、自分自身の中でその二人の間での戦いが起きていて、葛藤しているんですね。
それが嫌で、いい気分がしないから、八つ当たり的にそのエネルギーがその他人に向けられて、「ほら、お前のせいで私が嫌で、気持ち悪くて、いい気分がしないじゃないか」といってるんです。
 
なので、ここでその人をゆるすために「気づきのパワー」を使います。
どうすればいいかというと、上記の「正反対の特性があることを『観る』」のところで書いた内容と似ています。
 
あなたが、誰かにその嫌だと判断する特性を見せていた時を思い出し、実際にその時を思い出し、臨場感高くじっくりと入って、あなたがその嫌な特性を発揮していたことを見ていた人たちを意識上に上げていきます。
実際にイニシャルで書いてもいいです。
そうすることで、間違いのない事実として、あなたにもそれがあるとわかるようになる。
その人と同じくらいその特性を有していることがわかると、癒しが起きて、その人を許せるようになります。
また、同時に自分の中にある特性も愛せるようになって、自分自身も許せるようになります。
 
これは、本当にマジックワークです。びっくりするくらいの効果が出ます。
ちゃんとすると100%うまくいきます。
もしうまくいかなかったら、とてももったいなので、お会いした時に実際にファシリテートしますね。
あるいは、ご質問いただければ、嬉しいです。
   
また、これが教えてくれるのは、その人がどうのこうのじゃないんです。
自分が自分のことを愛していないだけ。
それを人のせいにしているだけ。
 
そして、その抑圧している部分を愛するようになるまで、その(のようにみえる)人は現れ続けます。
その人がどうこうじゃなくて、自分の中での葛藤がそれを引き起こしているんだから。
 
ということは、その嫌なひとのように見える人は、自分の中で抑圧された自分自身を見せてくれている。
あなたがあなたの中で愛していないところを、教えてくれている。
だから、嫌な人がいたら、その人はあなた自身であり、その人は、あなたにあなたを愛する方法を教えてくれていると捉えてみましょう。
大きな気づきになりますね。
 
 

第一次感情を理解する

 
もし怒りを表している人がいたら、それはその裏にある一次感情の表れであると理解しましょう。
それらは何かと言うと
 

(1)悲しみ
(2)傷つき
(3)心配
(4)不安
(5)落胆(がっかり)

 
の5つ。
 
親が子供に怒ってしまうのは、心配だからですね。
(かといって、子供にキレるのはやめましょう。キレても何も学習は起こりません。「お父さん、お母さんは怖い」という強い情動記憶が残るだけで不毛です)
 
怒っている人を見たら、
「傷ついたんだね」
「悲しかったんだね」
「がっかりしたんだね」
「心配なんだね」

 
と一次感情を見てあげるようにしましょう。
 
そして、これは自分を許すことにもつながります。
自分の中に怒りが湧いてきたら、
悲しいのか、傷ついたのか、心配なのか、不安なのか、がっかりしたのか、観てあげましょう。
第一次感情に気づくと癒しが起きます。
 
 

みんな最高価値に生きているだけ

 
また、実際話、良い人も悪い人も世の中にいません。
みんな自分の最高価値にのっとっていきているだけ。
 
自分の価値の高いものが傷つけられたり、脅かされると怒りますね。
逆に、自分の価値の高いものを守ってもらったり、褒められたりすると、嬉しくなりますね。
 

「人を見たら価値観が歩いていると思え」

 
とは、Dr. ジョン・F・ディマティーニの言葉ですが、まさにその通り。
みんな、一生懸命、最高価値を生きているだけなんです。
 
それを応援しましょう。
応援することで、人を理解できますし、自分のエフィカシー(ゴール達成のための自分の能力に対する自己評価)も上がります。
 
 

ポジションチェンジ

 
相手を理解するためには、相手の立場に立ってみる事も有効です。
 
気づきのセラピーとも言われる、ゲシュタルトセラピーでは、「エンプティチェアテクニーク」というのがあります。
その名の通り、空椅子をおいて、そこに相手がいるという前提で、話をします。
話終えたら、その相手の椅子に座って相手になりきって、自分に語りかけます。
それを繰り返していくうちに統合が起きて、許しや癒しにつながるというもの。
 
NLP(神経言語プログラミング)でも、「ポジションチェンジ」といって、視点を切り替える事で、物事をそのままに理解する事で、認知の変化を生むワークがあります。
 

第1ポジション:自分の視点
第2ポジション:相手の視点
第3ポジション:第三者の視点
第4ポジション:さらにそれを客観視しているメタの視点

 
これらの視点を行き来する事で、相手の受容や自分を許すことにつながるでしょう。
 
 

特性はニュートラルであることを悟る

 
あなたが嫌だなと思っているその特性は、あなたが偏見で見て嫌だなと思っているだけです。
実は、その特性には、あなたが悪いと思っているのと同じだけ良い面もあるのです。
つまり、自分の嫌な特性には反対もあって、その嫌な特性があるおかげで恩恵を受けているということ。
 
ワークとしては、

(1)あなたの人生ですでに叶っていることで大切なことを書き出して見ましょう。(ex. 家族、仕事、仲間 など)
(2)あなたが嫌だなと思っている特性を書き出します。
(3)そして、その特性があなたにもたらしているメリットが必ずあります。それらを書き出します。
(4)(1)で書いたことがもたらされたのは、その嫌なところがあったからだという可能性もじっくりと探って見ましょう。
(5)そして、その特性が嫌でなくなるまで続けます。
(6)完了のサインは、誰かに「あなたは〇〇だね」と言われても、なんとも思わなくなっていることです。

  
以上、基本的な自分や他人を許す方法でした。
他にもたくさんあるのですが、多すぎても活用に困るかもしれないので、とりあえずここまでにしておきますね。
みなさんのお役に立てればとても嬉しいです。

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