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学びのコツ

学びのコツ

人間には「脳幹網様体賦活系」(Reticular Activation System)と言う脳機能があります。
これは、あなたにとって、重要度の高いものだけを意識に上げてくるシステム(系)。

同じ通りを歩いていても、見てるものはみんな違ったりしますよね。
服が好きな人は、いろんなブランドの路面店が目にたくさん入ってきたり、食べることが好きな人は、いろんな飲食店が目に入ってきたり、みんな違います。
(ボクはギター屋さんは見逃しませんっ!!ww)
それを可能にしているシステムです。

人は自分にとって重要度の高いもの、つまり、好きなもの(+)、あるいは嫌いなもの(ー)しか、見てないのです。
好きなものは欲しいから、重要度が高い。嫌いなものは避けたいと言う意味で重要度が高い。

この機能を使って効果的に学ぶ、とっておきの方法をお伝えします。

(1)知らない単語や用語、キーワードが出てきたら、それを調べてその知識をつける。

知らないことはそもそも入ってこないのです。なので、丁寧に読みながら、わからない用語、単語、キーワード、人名が出てきたら、調べるようにしましょう。
それらを調べたら、またそこからのからのと脱線していきますが、基本的に3階層くらいまで調べたら戻ってくるようにしましょう。(もし、そっちが面白くなったら、言っても構いませんが)
基礎の基礎をしっかりと押さえておかないと、RASが働かないので、言い換えれば、読みたいところしか読まないので、学びが進まないのです。

(2)自分のアルゴリズムを手放す〜まっさらな心と柔軟な姿勢で学びましょう。

次に基本が押さえられていて、理解できるところは増えてくると次の問題が生じます。
それは、またRASが働いて、今度は
(a)自分の「信念体系」に合う事(簡単に言えば、自分にとって大切なこと)
(b)自分の「信念体系」に会わない事
ばかり、意識に上るようになります。
なので、自分の自己主張は横に置いておいて、そんな考えもあるんだねという、柔軟な姿勢とまっさらな心で学びましょう。

たまにいらっしゃります。
「うまくいかないから、何とかしたいんです」と言ってこられる方。
でも、学びながら、
「でも、今までこうやってきたんです」と、自分のやり方を手放せない方。
だーかーらー、そのアルゴリズムでやってきてうまくいかなかったんでしょ?って言いたくなりますww
自分のやり方、アルゴリズムを手放して、学んでみましょう!

(3)テーマを持つ and/or ゴール設定する

テーマを持つとそこに関連あることの重要度が上がり、見えるものが変わってきます。
この辺りはゴールを設定するということにも似ていますね。
例えば、ヨガ講師の方は、「腰痛を持つ方に対処できる方法を知る」などのテーマを持ちます。
あるいは、「解剖学では日本一のヨガ講師」などのゴールを設定します。

そうして、テーマを持つ and/or ゴール設定するとこうなります。
→物事の重要度関数が変わる
→RASによって認識が変わる
→環境が変わる
→自我が変わる
→新しい学びが増える
といういい連鎖☆
とても楽しいですね!!

(4)人格(自我)を変えて学んでみる

あなたという人格は、あなたが人間関係の中であなたのもつ機能の中で重要と思っているあり方の集積です。
子供がいて親ということが重要なら親という人格を持っているし、生徒さんがいて講師であるということが重要なら講師という人格を持っている。
つまり、人格や自我は、重要度関数の塊なのです。
なので、人格を変えてみると、重要度関数が変わりますよね。
例えば、自分は建築家であるということにしてみて、学んでみる。
そうすると、重要度関数が変わり、RASがそれに準じて働いて、新しいことが入ってきます。

まだ、ありますが、今日はこの辺で!
また書きますね〜!

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