news

  • 2019.10.31

フルプラクティス ・アカデミー

フルプラクティス ・アカデミー

ヨーガ瞑想・フルプラクティス・アカデミー|Full Practice Academy
〜自己の解放、理解、実現、そして超越へ〜(木曜コース)
 
 
こちらのコース、残席1名となりました。
 
 
火曜のコースが1日でキャンセル待ちになって、急遽設けた木曜コースももうすぐキャンセル待ちになります。
迷っている方はお早めに。
 
 
それで、6月から週末で開催できそうです。
また、早めに準備整えて、お知らせしますね。
 
 
平日は、
6月8日から10月5日終了で月曜コース。
7月2日から12月17日終了で木曜コース。
をできそうです。
 
 
「ヨーガ瞑想・フルプラクティス・アカデミー|Full Practice Academy」
は、様々な観点からヨーガと瞑想を深めます。
 
 
この現代において、ヨーガと瞑想を深めたい方、また特にヨガティーチャーは、通っておいていただきたい内容です。
あなたのヨーガと瞑想が一気に飛躍します。
 
 
ヨーガと瞑想を深めるのに必須な学問を一通り、押さえます。
物理学や栄養学を分からずにヨーガと瞑想を教えるのは、料理法の本質や使っている材料の質を知らずに料理を教えるようなもの。
 
 
そこに雲泥の差が生まれるのです。
 
  
以下、内容です。
 
 
<学習内容と期待される効果>
 
(1)伝統ヨガと現代ヨガを理解する
伝統ヨガは様々な広がりを見せ、オリエンタリズムの後押しを受け、欧米で広まりました。その広まりによってヨガが普及したという側面はありますが、やはり劣化コピーが蔓延したという事実も知っておく必要があります。しかしながら、往々にしてその劣化コピーに見えるものはオリジナルを超えてくる場合もあり、一長一短という側面を持っています。ここでは、伝統ヨガと現代ヨガを定義し、それぞれが持つ側面を知ることで、ヨガ全体の俯瞰ができるようになります。
 
(2)ヨガと瞑想が効くシステムを様々な学問から理解する
masa-yogaでは、ヨガと瞑想「最高峰の人間開発ツール」と位置付けています。そしてそれにはしっかりとした裏付けがあります。物理学、数学、運動科学、心理学、哲学、神経科学(脳科学)などの学問的観点でもその良さを理解することにより、圧倒的な抽象度を至るだけでなく、自信を持ってヨガや瞑想に打ち込んだり、また教えることができるようになります。
 
(3)ヨガと瞑想の神経科学(脳科学)
ヨガと瞑想が神経科学(脳科学)的にどのように効くのかをしっかりと理解することによって、(2)でもそうでしたが、納得してプラクティスに取り組めるようになります。実際、ヨガの効果が出るのは、何をするのか(それもとても大切ですが)よりも、それをどうするのか。つまり、”What”より”How”なのです。
また、昨今、神経科学(脳科学)への関心は高まる一方であり、人にヨガと瞑想を伝える際にも、神経科学(脳科学)的視点からの説明は非常に喜ばれます。よって、神経科学(脳科学)を学ぶことによって、一線を画すヨガ実践者、ヨガティーチャーになることができます。
 
(4)アーサナの意義〜瞑想との関係性
「アーサナは瞑想である」という言葉はよく聞かれますが、それが一体どのような意味を持っているかご存知でしょうか?この辺りは、「パワーポーズ」という書籍でも解説されていることですが、体のあり方が心のあり方を決める。またヨガのアーサナは「安定して快適」なことが条件として求められていて、これは、masa-yogaでは極めて大切なことであると位置付けています。その理由をはっきりと理解することで、アーサナ実践の効果を最大にすることができます。
 
(5)アーサナアライメント理論〜ゲシュタルト機能を用いた効果的な実践論
masa-yogaのアーサナアライメント方法論は、ゲシュタルト機能を使って、脳の働きを最適化して行います。こんなこと言うと信じてもらえないかもですが、2日間あれば、すべてのアーサナの実践方法を学ぶことができます。全てのアーサナは基本的な動作が組み合わさったものです。基本動作は、前屈、後屈、側屈、ねじり、バランス、Hip Open、Hip Squareです。例えば、三角のポーズであれば、立ちポーズのHip Open(masaの解析によれば、少しの例外を除き立ちポーズの取り方は2つに分類されます。その1つがHip Openと称しているものです。もう1つはHip Squareと称しています)、前屈、バランス、ツイストの4要素のみとなります。そして、前屈は8の要素からなりますが、こうした各要素を実践し、1つにまとめることで脳が処理する情報量を圧倒的に減らすことができ、アーサナがいとも簡単に取れるようになるのです。このマジックを体験すれば、あなたはどのアーサナにもこの方法論を適用することができ、アーサナマスターとしての知見を得ることができます。
 
(6)安定して快適なアーサナづくり
“Sthila Sukham Asanam”。これはヨーガスートラ2.46の超有名な項目です。ヨガのアーサナは安定して、快適なものである。これがなければアーサナとは言えない。これには深遠な意味があります。このセクションでは、腹腔内圧の入れ方や足の使い方、動的エネルギーの有効化、情報空間からの働きかけで物理的安定性を身につける方法など、この極めて大切な原理原則をしっかりと身につけていただきます。
 
(7)美しいアーサナに一瞬で変わる法
効くアーサナとは、実は見た目に美しいアーサナなのです。美しいアーサナに自然となってしまう。しかしこれにはいろんなコツがあります。意識を通す、脱力、体にPeaceをもたらす、情報身体を広げる、などなど。また、ミラーニューロンのこともあり、美しいアーサナを取れないティーチャーが生徒の前でそれを見せてしまったら、それがアーサナの在り方なのだと勘違いが起きてしまい、ひな鳥が一目見たものを親を思うように、それを解除するのは非常に困難です。このセクションで、美しいアーサナを取る技法を学び、圧倒的な効果を出せる実践者、ティーチャーで居られるスキルを身につけましょう。
 
(8)安全な柔軟性の高め方
ヨガでは、柔軟性があればあるほどいいような風潮があるかもしれません。しかし、その方の人生のゴールによって柔軟性や体の可動域(ROM)の範囲はしっかりと判断したいものです。また、極端な刺激は体のホメオスタシスの抵抗により、柔軟性を高めるのに効果的でないばかりか、怪我の危険性もあります。このセッションでは、筋肉などの受容体や脳の機能を利用して、安全に適切可動域まで持っていける方法を学びます。
 
(9)脳を鍛える方法
学習効果を高めるためには、脳がしっかりと働きやすい状態にあることが大切です。また、ヨガや瞑想は脳をフルに活性して行う際に効果が高まります。栄養や運動、また例えば、人間関係などのその他様々な要素を用いて、ホルモンのハッキング、またBDNF(脳由来神経栄養因子)などの様々な因子の分泌を促す方法などを学び、脳の状態を最適な状態へと導きます。
 
(10)ヨガを深めるのに必要な学問を網羅する
ヨガを学ぶのに、ヨガだけを学んでいるだけでは実は十分ではありません。実はヨガの系は閉じたシステムであり、世の中には人生を豊かにしてくれる知見はヨガや瞑想の他にも数多く存在します。また、ヨガや瞑想を深めるためには、こうした知見が非常に大きな助けになります。例えば、神経科学(脳科学)を熟知している人はどのようにヨガをプラクティスすればストレス低減になるかがはっきりとわかるため、脳がそのような効果をより効率的に出してくれるようになります。ここでは、物理学、数学、神経科学、行動経済学など、一見すればヨガに関係ないような素晴らしい知見のゲシュタルトを取ることによって、ヨガや瞑想がいかに素晴らしいかを学び取るとともに、その効果が圧倒的jに高まる脳へと仕立て上げていきます。
 
(11)ヨーガにかかる解剖学
解剖学が苦手だと考えていらっしゃる方も多いかもしれませんが、思いの外、骨格系、骨格筋系、神経系、循環系などは、それぞれの構造を取ってしまえば、さっと頭に入ってしまうものです。ここでは、ヨーガを深めるのに必要な解剖学をさらっと学び取ってしまう秘訣をお伝えします。さらにそれだけではなく、解剖学を超えて、ヨガのアーサナを深めるシステムについても導入します。ヒントは情報身体を自由に操ることです。これは、実はヨーガの本質であり、プラーナのコントロールにも関係してきます。身体性が一気に引き上がる感動体験をしてみてください。
 
(12)ヨーガを深めるための栄養学
栄養学が難しいのは、栄養学に包摂される生化学などが難しいということもありますが、実は本質はそこではありません。栄養学が難しいのは、今わかっている知見が必ずしも、各個人それぞれに合うかどうかは、試してみないとわからないというところにあります。つまり、いわゆる「摂取カロリーー消費カロリー=肥満度」というような方程式は成り立たないのです。ここでは、ボディメイクのための基礎的な栄養学を学び、かつ、その方程式がなぜ壊れるのかについても、学びます。ポイントは、ホルモンと細菌叢のコントロールです。
 
(13)情報空間と物理空間
この世の成り立ちの根本について学びます。ヨーガの世界で「マーヤ」と言ったり、禅の世界で「妄想(もうぞう)」と言ったり、全ては幻想であるという立場を取る哲学の分野があります。プラトンも「イデア論」を主張し、全ては幻影であるということを指摘しています。実はこれはこの世の事実であり、これは世界は可能性しかないという仏教の「空(くう)」の理解と体験のためにも必須の智慧です。このセクションでは、物理空間をそのように在らしめている「情報空間」について学びます。これは、ヨーガより瞑想のほうが抽象度が高いことの理解にもなります。つまり、情報空間を制するものは物理空間を制するのです。肩こりが物理空間で勝手に起きているのではなく、情報空間に肩こりであるという状態があるから、その写像としての物理空間で肩こりが起こるのです。情報空間を自由にコントロールできる力を身につければ、物理空間において、魔法のような結果を残せるヒーラー、ティーチャー、ヨギーになることできるでしょう。
 
(14)脱力と身体ポテンシャルの発揮
masa-yogaでは、脱力とは「不必要な力が抜けて、最大のポテンシャルが発揮されている状態、ないしはそのポテンシャルがある状態」と定義しています。人間の体は筋力の発揮によって力を出すような構造をしておらず、動的なエネルギーを脱力状態で流していく時に最大の力を発揮する構造となっています。しかしながら、力を入れて力を出すというある種洗脳的な考えのため、力がなかなか抜けなくなっているのが、現代人の特徴ではないでしょうか?また、脱力は心のあり方と非常に関連性が高く、脱力ができるようになるということは人格の向上や精神の安定が必要となるため、それはヨガそのものであり、一生かけて取り組むべきテーマとも言えます。この回で、脱力の感覚をしっかりと体得して、あなたの最大の心身のポテンシャルを発揮できる状態に整えましょう。
 
(15)プラーナヤーマの真実と実践
プラーナヤーマとは、その名の通り、プラーナのコントロール法です。日本語では、調気法と訳され、いわゆる呼吸法の域を超えたものです。ものすごく語弊を恐れずいうならば、呼吸法に観想といって、イメージングが入ります。しかし、このイメージングも一般的に言われるようなものではなく、繊細な技術が必要とされます。
ちなみに、あまり議論されることのないかもしれない「プラーナとは何?」という問いに対してmasa-yogaでは明確な見解を持っています。プラーナとは「情報」です。そして、この情報のコントロールがプラーナヤーマであり、それを呼吸法を用いて行うのです。繰り返しますが、(13)の項でも触れましたが、物理空間は情報空間の写像。情報を制すものは物理を制すです。そして、それによって、次の段階の瞑想への階梯を登っていくことがより効果的に行えるようになります。
 
(16)マインドフルネスの理解と実践〜次世代のマインドフルネスを体験する
「マインドフルネス」という言葉が聞かれて、ある程度普及するようになって久しいですが、このマインドフルネスについて広がるということはある意味、劣化コピーが横行するということでもあります(ちなみに劣化コピーが本家を凌駕することもしばしばです)。あなたは瞑想とマインドフルネスの違いについて説明できますか?それぞれの言葉の定義をはっきりとさせることによってその説明は明確に行うことができるようになります。そして、その定義がしっかりとしているからこそ、マインドフルネスのプラクティスの方向性がブレることなく、しっかりと結果を出せるようになるのです。ちなみに、一般的にマインドフルネスとは「ストレス低減」のためと言われています(さらに元々は痛みの緩和に用いられていました)。昨今のストレス社会において、ストレス要因となるコルチゾールなどのストレスホルモンの抑制は非常に大切な課題です。このセクションではストレス低減にしっかりと主軸を置きながら、次世代のマインドフルネスについても科学的知見を織り込みながらしっかりと理解、そして体験し、マインドフルネスの恩恵を最大限に享受できる段階まで持っていきます。
 
(17)瞑想の理解と実践〜瞑想を使って人生を変える方法を学ぶ
「瞑想」という言葉から、どんなことを連想されるでしょうか?座って、無心であること。というような感じでしょうか?実はそれは合っていて、間違っています。瞑想には様々な形態があり、かつ心を無心にするどころか、フルに働かせて、心のあり方を変えてしまうことも瞑想に含まれます。現実は単純に心のあり方によってそのように見えています。かつ、物理空間は情報空間に包摂されています。もし、体を変えるように、心を自由自在に変えることができたら、現実を自由自在に変えることができるということ。心というのは、体をそのように在らしめている情報空間であるという言い方もできます。ということは、心という情報空間をコントロールできたら、体を含めた物理空間に大きな変化をもたらすことができます。
 
(18)秘伝瞑想伝授
このアカデミーでは、様々な瞑想法を伝授します。その中でも自分や人の状態を変えることができてしまう〇〇〇瞑想は、密教奥義とも言われるもので、いわゆる魔法に見えてしまうほどの極めて強力な技術です。密教であるため、何かということはここでは書くことができませんが、多くの人の幸せを高めることのできる秘法です。
 
(19)ヨーガ哲学
ヨーガ哲学は、私たちが現代で生きていく上で、多くの大切な示唆を示してくれる素晴らしい思想体系です。ヨーガスートラを中心としながらも、サーンキャやヨーガ哲学、ヴェーダンタなどここでは主要なヨーガ哲学を学びます。その叡智はあなたの生活をさらに豊かにしてくれることでしょう。同時に、現代科学や学問が示す事柄との整合性についても学びます。プルシャやブラフマンの存在性とは果たして現代科学では果たして肯定されるものなのか、違うなら、我々はどのようにそれを理解すればいいのかなど、広い視野でヨーガ哲学を俯瞰することで、よりその素晴らしさを理解していただけると思います。
 
(20)仏教哲学
仏教哲学あるいは思想は、現代科学や学問が突き止めた事実と驚くほど整合しています。「空」(くう)という世の真理をついた「概念」まさに、数理科学の到達点であり、また現代物理学の主張する世界を見事に云い当てたものと言っても過言ではないでしょう。ヨーガと瞑想を深く理解するにあたって、この仏教思想を心身に深く落とし込むことは極めて有効な方法であると考えます。アインシュタインをしてこう言わしめています。「現代科学に欠けているものを埋め合わせてくれるものがあるとすれば、それは仏教です」と。このセッションでは仏教史、各宗派の主張、また釈迦と龍樹それ以降の仏教の流れを追いながら、ヨーガと瞑想を深める知見をどんどん吸収します。全く違う世界へ、まさにパラダイムシフトの起きる時間となるでしょう。
 
(21)比較宗教学、西洋哲学と東洋哲学の考察
ヨーガや瞑想は東洋のものと思われがちで、ヨーガや瞑想に行じる方は、西洋哲学や他の思想にあまり関心を示さない傾向にあるかもしれません。しかし、まさに縁起が指し示すように左があるのは右があるからであり(ちょっとこの例えは違いますね。。。)、ある意味、東洋哲学を深く理解するためには、西洋哲学を知りのその共通点や違いまで目を向けて初めて東洋哲学が理解できたと言えるのではないでしょうか?また、我々、日本人は思想体系や東洋であるが、教育は極めて西洋的であり、面白い立場にいます。ある意味、どこに言っても、プラトンの影が見えると言ってもいいような感覚があります(ラッセルとともに数学の公理化を目指した「プリンピキア・マティマティカ」を著したホワイトヘッドは、西洋哲学の歴史は全てプラトンの脚注に過ぎないと言い放ったほどです)。そのことを理解した上で、つまり、西洋哲学の影響を濃く受けていないがら、私たちがどのように東洋哲学を見ているかという俯瞰視点を持つことは非常に有効なことです。ここでは、キリスト教と仏教の共通点と相違点、西洋哲学と東洋哲学の共通点と相違点などを学び、広い視野を手に入れましょう。
 
(22)人生を楽にしてくれる精神解放論
全ての物事はニュートラルです。つまり、そのこと、そのもの自体には、本質的に何の色も付いていません。しかし、私たちの心の中には「概念」というものがあり、それに則って、「これはいい、これは悪い」などの、プラスやマイナスをつけて評価・判断してしまうという機能を持っています。そして、この評価・判断する機能によって、人は苦しみを作り出しています。ある意味、心が働いて、自ずから自作自演の悲劇の主人公を演じていると言っても過言でないかもしれません。これは、ヨーガスートラでいう「心の働き」ということと同値であり、だからヨーガ・スートラでは、「心の働きを止滅せよ」と主張するわけです。このセクションでは、この評価・判断する概念を一発で、あるいはそうでなくてもワークなどを通して書き換えてしまう各種手法を学びます。これを人生にしっかりと適用すれば、いかに世界がニュートラルで、そして素晴らしい可能性に満ち溢れているものなのかがはっきりとご理解いただけます。
 
(23)徹底的な自己理解と自己解放
自分というのは、無常という言葉が示す通り、移ろいゆくもので、その自分がそのままにずっと継続することはありません。自我とは関係性において生じる機能の中で重要とするものの集積体。ある意味、記憶によって成り立っていると言えます。なので、絶対として継続する自我はなく、それを無我と言います。しかし、記憶がある限り、ある程度の継続性はあり、そのあり方を理解することは自己解放をもたらす大きな要素となります。ここでは、自分の優位な特性について徹底的に「気づく」ことを繰り返します。これによって、自己理解が深まり、自己受容が起き、そして、自己解放が起きます。セッション後は自分と呼ばれる存在に対する慈しみが大きくなっていることでしょう。
 
(24)可能性の存在証明〜神の不在証明
現在の最新科学や学問では、神の存在は否定されています。つまり、絶対なるもの(完全情報=神=世界)はないということです。これは、「不完全性定理」や「不確定性原理」などに代表される定理や原理によるものです。しかし、神の不在証明は、新たな光も照らしてくれます。つまり、絶対なるものはないということは、ある意味可能性に満ち溢れているのがこの世の事実だということです。「神はサイコロを振る」のです。絶対だと系を閉じてしまう思考回路が「もうダメだ」「そうに決まっている」というネガティブな思考回路の固定化をもたらすことは想像に難くなく、この思考回路が崩れれば、いつもまっさらにチャレンジする自分に出会うことができるでしょう。なぜなら、何も決まっていないというのが真実なのですから。その上で、神をたて、大切なことは大切にし、生きていくのです。そのマインドセットをしっかりと身につけ、人生を前向きに生きるベースを作り上げます。
 
(25)潜在意識の活用法
潜在意識というのはいつも自分の意思決定の大半を司り、あり方を決定しています。そして、顕在意識がどう言おうとも、潜在意識がYESといえば、そうなるし、NOといえばそうなります。つまり、潜在意識のありかた一発であなたの人生は形成されているのです。言い換えれば、潜在意識が優れたアルゴリズムを持っていれば、人生はさらに豊かになるということです。ノーベル経済学賞受賞者である、ダニエル・カーネマンは、「システム1」「システム2」とこれを名指しし、その仕組みについて解説しています。ここでは、いかに潜在意識(システム1)を効果的、効率的に書き換えて、人生に活かすのかについて学び、その手法を実践します。
 
(26)心のあり方を一瞬で変える方法
これはもう魔法レベルの技です。人が何かで悩んでいる時、それを一瞬で消してあげたり(もちろん、本人の同意を得てのことです)、怒り狂っているときにその感情を一瞬で沈めたり(その方のためになる場合において)する技を身につけます。これは、心のあり方について論じる、瞑想とヨーガにおいて、極めて有効な技法です。中身は講座中に発表しますから、お楽しみに。
 
(27)瞑想家のものの見方〜構造をとること
人はすぐに意味論(semantics)に入ってしまう癖があります。瞑想家は意味論には入らずに統語論(syntax:構造)で物事を観ます。例えばこういうことです、1+1=2というのが構造を取るということ。1リンゴ+1リンゴ=2リンゴというのが意味論。意味論だと、リンゴは嫌いな人は嫌な気分になるか、フジが好きで王林が嫌いな人なら、もし王林だったら怒り出すかもしれません。そうして情動が優位になると、扁桃核と海馬の情報処理が優位になり、高度な情報処理をする前頭前野が働きにくくなります。つまり、IQが落ちてしまうのです。結局、構造を取れない場合、人が抱えている問題の構造が観られなくなり、人助けをすることもできなくなったりします。まず、世の中のあり方をそのままに自分の感情を置いてみること。これは極めて抽象度の高い思考回路とも言えるでしょう。そういう人はヒーラーになりやすく、またリーダーにもなることができます。そうした視座の高いものの見方を身につけることにより、ヨーガと瞑想も深まりますし、さらに豊かな人生を送ることにも確実につながります。
 
(28)圧倒的な力で人をサポートする法
人は人のために役に立ちたいと深いところでは願っているのではないでしょうか?シスターである鈴木秀子さんをして、「人は人の役に立ち、それを認められ、それを自分で認める時に最大の喜びを感じる」とおっしゃっています。つまり、人のために生きることは道徳律を超えて、人の幸せの最高のレシピであると言えるでしょう。そして、人生は人間関係でできている。ならば、人間関係が豊かなら人生は豊かになります。WHOも健康の要素として社会性を入れていて、ここは確かな事実であるといえます。では、人をサポートする際にどのようにすれば、その方のゴールに近づくように最効率で行うことができるのでしょうか?これは教育論でも大きなテーマで、結論はないかもしれません。しかし、ヒューリスティックにある程度の確率論的な解釈はできます。あなたを必要としている人は世の中に大勢います。このセッションでは、ラポール、傾聴、勇気付け、などいろんな側面から、人を最大限にサポートする術を身につけましょう。
 
 
 
 
 
 
 
tag:
フルプラクティス
share:

講座のお申し込み、メールマガジン登録、
ご質問などについては、
以下よりお問い合わせください。

お問い合わせ