masayoga column

ヨガの本質

ヨガの本質

改めて、今日のアンドレア先生のインタビュー記事を受けて。
すごい考えさせられました。

ヨーガの真髄は、アーサナができることではない。それはプラクティスの結果ついてくること。

そのプロセスや、それぞれのアーサナの中で、内面的探究をどのように、そして、どれだけの深さでしているか、そこからどんな洞察を得て、解放されたり、内部表現が変わったり、これにひとつは尽きると思う。

ヨガのこれができました、云々の外面的な達成感を目標にしてるなら、新体操やバレエやコントーションにいけばいい。
彼らの方が身体性は遥かに上だ。
そういったことを煽動するように見えるヨガの記事も誤解を生ませてしまう。
それなら、シルク・ド・ソレイユの方々の身体性を見ている方がよっぽどすごい。

ヨーガの凄いところは、その内面的探究の中から生まれる洞察、気づき、その中にある。

百歩ゆずって(本当は譲れないし、自責の念も含めて)、それが、見せることで表現できるほどの力があるならいいが、そうでない場合、抽象度の低い身体性を狭いコミュニティでシェアしてるだけの痛いことになってしまう。
身体性だけをあげたいなら、本当にバレエ、新体操のコミュニティに行った方がいい。

はっきり言おう。
ヨーガの本質は、どれだけ柔らかいか、どれだけ逆転ができるか、そんなことにはない。

今あるいのちとの対話、そこからくる自己理解と敬意、そして、いのちへの畏怖の念。言葉の表現は難しいが、そこにある。

何ができるか、できないか、どこまで曲がるかどうかに重きを置いてるようでは、ヨーガを履き違えてると言っていい。

今あるいのちへの敬意ある気づき。
そういう意味では、ヨーガは誰でも、いつでも、そこにあるものです。

何かができないとか言って、ヨーガをあなたから遠ざけないで。

いのちとの対話。
あなたの中に、いつもヨーガはあります。
あなたの中に、120%素晴らしいヨーガがいつもそこにあります。
そろそろまた本質に立ち返りましょう。

あなたが生きてるという奇跡。
それに気づくこと。
それはいつもいつでもできるのです。

share:

講座のお申し込み、メールマガジン登録、
ご質問などについては、
以下よりお問い合わせください。

お問い合わせ