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「般若心経」から紐解くマインドフルで豊かな人間関係を育む方法◆Part2

「般若心経」から紐解くマインドフルで豊かな人間関係を育む方法◆Part2

前回は「空の視点で人と関わる」ということについて書かせていただきました。

 

 

できる限りその人がどうだこうだという情報を取っ払って、いのちそのまんまと関わること。

それによって、全てはもう完成されているということに気付く。

ただただ直接その人が生きてるというその事実にぴたーっとひとつに徹して、人と接する。

 

 

それを「無理会」(あれこれ判断する概念(理)ないところで会う)や「一期一会」といいます。 

そうすると、そこにまっさらの本当のあったかい人間関係が露呈してくる。

そんな内容でした。

 

 

 

さて、今回は、

 

 

「色の視点で人と関わる」

 

 

ということについて書きたいと思います。

 

 

 

「色」「空」の心で接することと合わせて、二つで一つ。

人生の両輪です。

 

 

 

「色」の視点を理解するには、前提として、前回の「空」の理解の上にそれが初めて、本質的効果を発揮するものだと理解してください。

つまり、「空」わからずして、「色」の豊かさはわかりにくいのです。

 

 

 

「空」。

 

 

つまり、概念によってガチガチでなく、そういうものから完全に自由。

だからこそ、いろんなものごとをありのままに、そのままに楽しめる。

 

 

ゼロ状態だからこそある、絶大なポテンシャルエネルギーと大いなる可能性に満ちたワクワク状態。

それが本当のところ。

 

 

そして、人間は同時に「色」の状態も持ち合わせている。

「色」とは目に見えるもの。

そして、それらは「欲」によって動かされている。

 

 

 

「欲」は悪いもんじゃない。

「欲」は生きるエネルギーです。実は、とっても大切なもの。

 

 

ホルモンでいうとドーパミンの働きです。

ドーパミンがたくさん出ている人は簡単に言い過ぎかもしれませんが、生産性が高い。

時間×生産性=生産量ですから、ドーパミンが適度に出ている状態は、多くの社会益を生むことのできる状態でもあります。

決して否定されるようなものではありません。

 

 

ただ、これをどのように使うかが問題。

この観点から人間関係について書きますね。

 

 

人には、どうしたってこれが好き!というものがあると思います。

言い換えれば、「最高価値」です。

ある意味これが「欲」です。

そして、「最高価値」。

もうこれが素晴らしいものだと思うんです。

 

 

 

そのことを思っただけで、もう涙が出てくるような価値観のすごく高いもの。

そのことをずっと考えているし、それにつながるようにすべての行いをしているし、そのためのモノをもってるし、そのために時間を費やすし、そしてお金も使う。

人は必ず奥深くにそうしたものを秘めています。

 

 

 

ないと思われる方は、「こうあるべき」という概念に振り回されているのかもしれません。

それはどんなことだっていいんです。

 

 

あなたが、ワクワクすること。エネルギー溢れること。

 

 

どんなことだっていい。

「何も失わないとして、何をしてもいいんだよ!」と言われたら、何しますか?

貪欲にとにかくエネルギーの湧いてくること。

 

 

 

そして、人はその最高価値を生きる時、もうそれはワクワクして、エネルギーがどんどんわいてくる。

時間の経過も忘れて、没頭して、それをします。そこに努力は必要ない。

どんどん、自分らしく生きることが、オートマチックに起きていく。

エネルギーが高いから、そりゃあもうその分野では天才ですし、どんどん成功するでしょう。

 

 

そして、あなたが、価値観の高い、ワクワクすることをして、エネルギーたっぷりで生きることが、 周りの人のためにもなります。

なぜかというと、人は、みんな、そのまんまで、ありのままで愛されたい、認められたいと思っている。

つまり、大切なものを大切にして、最高価値をそのまんまに生きて、そのままで愛されたい認めたいと思っている。

 

 

そして、もし、あなたが、そのまんまで、ありのままで、価値観高いことをして、ワクワクして、エネルギーたっぷりに、笑顔でいたら、それを見た人は、心からインスパイアされます。

「そうして生きていいんだね!」って。

 

 

それを見た方が、その方の価値観の高い、ワクワクすることをして、エネルギーたっぷりで生きていく。

どんどん、じぶんらしく生きていく。そういう人は自分で選んでそうしていることを知っているから、自分の人生に責任を持っていて、起きることを誰かのせいにしたりしない。

自分を認め、皆を認め、手を取り合って、調和して生きていきます。

 

 

だとしたならば、「空」の状態で日々いのち満点で生きながらも、「色」も思い切り生きて、人間であることを思い切り楽しむことが最強ですね。

 

 

 

そして!!

それを人のために使ってみるんです。

 

 

 

自分の最高価値でワクワクしていることを通してどのようにすれば人のためになるかを考えて、それをアウトプットするのです。

 

 

「人は人の役に立ち、それを人から認められ、そして自分がそれを認める時、最大の喜びを感じる」。

とは、とある著名な方の言葉ですが、人は人のために生きるときに、より多くのエネルギーを取り出せることができます。

 

 

この辺りは、熱力学の第二法則を扱った「マクスウェルの魔」の議論からも、容易に引き出せることでしょう。

人のために生きると、知性が高くなり、より生産性を高めるエネルギーをより引き出すことができます。

 

 

マクスウェルの手紙からの引用ですが、

「エネルギーの散逸という概念は、我々の知識の程度しだいということになる。取り出せるエネルギーとは、望ましい経路ならどんなものにでも導くことのできるエネルギーだ。

散逸したエネルギーとは、手に入れることも、意のままに導くこともできないエネルギーで、たとえば、 我々が熱と呼ぶ、分子の混沌とした運動状態がそれにあたる。

ところで、この混沌とは、相関名辞と同様、物質自体の属性ではなく、それを認識する心との相関によって規定される」

と。

どれだけ、エネルギーを引き出せるかは心のあり方や知性によると結論づけているのです。

 

 

なので、最高価値に生きて、それを人のために使うことによって、最大のエネルギーを私たちは引き出すことができるのです。

 

 

 

それを、実践的にどうすればいいかを考えてみましょう。

 

 

あ、その前に、前提として、二つほど。

 

 

① 世の中に悪い人なんていません。いい人もいません。

 ただ、みんな自分の大切なものを大切にして、一所懸命生きてる。

 大切なものが脅かされれば怒るし、大切なものをサポートしてもらえればうれしくなる。

 悪い人のようにもなるし、良い人のようにもなります。

 それが本当のところ。

 

 

② 愛(完全な調和)だけが全てであり、それ以外は幻想です。でも、マインドは「偏見」する。

 宇宙は愛だけでできているから、この世に具現化しているものも愛を原料としています。

 でも、人間のマインドはどちらか一方からしか見ることができません。

 つまり、マインドの認識機能の特徴は偏見です。全体を見ることはできません。

 なぜなら、マインドは概念処理をするから。概念は全てを捉えることはできない。良悪、優劣をすぐにつけます。

 それを、偏って見ること、偏見といいます。

 何か損したとかネガティブな思いが起きるときそれはマインドによる偏見が起きているにすぎません。

 でも、本質はどんなことも、陰と陽の両側面をもっていて、ふたつでひとつです。それが愛です。

 

 

さあ、これらを前提として、どうするか。

 

 

それは、周りの人が「ありのままで完璧であることに気づく」だけ。

それが、「色」の人間関係のあり方。

周りの人やその人を一切変えなくていいんです。

 

 

じゃあ、具体的にどうしたらいいのか?

簡単です。

 

 

周りの人がただ今のままでそのようにいてくれることが、

それがネガティブに見えてもポジティブに見えても、

自分が自分の人生で大切なものを大切に、ありのままに生きることに、どのように貢献してくれているだろうかということを見出していくんです。

それをどんどん紙に書き出していく。どんどん書いていく。

 

 

 

書けば書くほど、その人がありのままで、どんどん自分のサポートをしてくれていることがわかってきます。

つまり、偏見が外れて、大きな視点で全体が観えるようになる(大観)。

ありのままの完璧さが見えてきます。

その人がありのままそうであるということが、もうありがたくてしょうがなくなります。

 

 

人を変えようなんてしなくていい、その人がありのままに、ワクワクして、どんな状態でもそうして生きていることが、完璧で完全でありがたいこと。

その人が今そうあることが、完全な調和と愛のワンピースであること。

 

 

それが見えてくると、もう迷いはありません。

「空」をベースにしながらも、「最高価値」つまり、「色」の世界を思いっきり、生きるようになる。

 

 

ただただ生きて、その人生にぴたーっとひとつ。

ひとつひとつ丁寧に思いっきり生きるようになる。

それは、自分も人も認めて、愛の真っ只中に生きるということ。

 

 

そして、さらに面白いこと。

そのあたりにくるとだんだんと「空」と「色」が同じものという感覚になってきます。

 

 

「色」を生ききっている時、「自分」がやっているんじゃないというような感覚になる。

何かに生かされて、ことが起きるように運ばれて起きているような感じ。。

やっていないのに、やっている。

ないのにある。

生かされている。

「空即是色」の世界です。

 

 

「空の心で人と接する」のが「色即是空」的アプローチ。

「色の心で人と接する」のが「空即是色」的アプローチ。

 

 

「空」をいきることで、「色」のありがたさががわかる。

「色」をいきることで、そもそも「空」であったことがわかる。

 

 

今、もうそうであることが、完全で最高の状態なのです。

それはこれまでもそうだったし、今もそうだし、これからもそうです。

 

 

そこに気付けるかどうか。

 

 

この目の前に広がる「色」の世界を思い切り楽しんじゃえる視点。

あなたの目の間にいらっしゃるその方が、そのままでありのままで、あなたの人生に最大に貢献してくれているという事実がわかってしまっている視点。

 

 

もうあなたの人生は完成されているのかもしれませんね。

 

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