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masayoga column
「教育者」とは、どんな人だと思いますか?
ボクはヨーガや瞑想の講師は、「教育者」であるという立場です。
「インストラクター」ではない。
さて、「教育者」とは?
それは、
生徒を圧倒的に信頼し、生徒が唯一無二の天才性を発揮して、周りの人のためにも自分のためにも、最高にイキイキと生きる(これを「自分を生きる」と以後定義します)ことを全力で巧みにサポートし、それを達成するために、自分の自我を超越し、毅然とプッシュし続ける。
つまりそれは、生徒の「進化」を促すことでもあります。
「教育者」とは、そういうとっても夢のある存在。
そして、「ヨーガ」と「瞑想」は、しっかりと理論を知り、実践すれば、それを可能としてくれる最高峰の人間開発ツールのひとつです。
現代は、多情報で、多様性があるがゆえに、不確実性が増え、各個人の「在り方」が問われる、ある意味豊かな時代であると思います。
こんな時に、人が「自分を生きる」ことができれば、社会に大きな正のフィードバックが生まれることでしょう。
これをサポートできる「教育者」が増えることは、必須であるし、とても楽しみなこと。
また、2030年にはヨガ人口が1000万人を超える可能性があるという情報(この信憑性には疑問はありますが、増加傾向は間違いない)もあります。
この中、この最高峰の人間開発ツールのひとつである「ヨーガ」と「瞑想」が、人が「自分を生きる」ことを可能にする確実なツールとして機能すれば社会に大きな還元ができる。
しかし、逆に、そのポテンシャルを発揮しきれず、「癒し」や「ストレス低減」の範疇のみにとどまることは、多大な社会的機会損失となると感じています(もちろん、それ自体の良さは重々理解しているし、ボクもその恩恵を多く受けてきました。そして、このストレス社会の中、とても必要な領域だし、とても素晴らしいです)。
また、世界の中で、日本は、世界で初めて一度経済力トップ(GDP値)となった国が、GDPで計るところの経済力が落ちていくことを経験します。
そんな国は日本が初めてです。
そういう中、いずれ同じ成長曲線を辿るであろう世界中の国々が、日本がこれから、どのように、この世界中の国々も不可避の激変に対してパラダイムシフトを起こして、対応をしていくのかを注目をしている。
もし、ヨーガ瞑想人口の大半が、「自分を生きる」ことができるようになっていたら、日本国内に、大きな社会的インパクトがある。
そして、これは変わりゆく日本がこうしてパラダイムシフトしていったという軌跡を示す一端とになり、その余波は世界に広がるでしょう。
つまり、ヨーガと瞑想の持つポテンシャルをこの拡大するヨガ市場でどれだけ発揮できるかは、各個人の幸せだけでなく、世界にも影響するということです。
そのサポートを確実にできる「教育者」をいかに育成できるか。
ゆえに、ヨーガと瞑想を「進化教育」のツールとして位置付け、こうした指導のできる「教育者」を育成する。
そして、彼ら自身も人生を最高に楽しみ、それを多くの方と分かち合うそんな未来が来ることを思うと、毎日エネルギーが溢れてたまりません。
そして改めて、上記したように、教育者の役割は、生徒の「進化」を起こすこと。
そのためには、生徒が「学習」が必要です。
「進化」の定義は、「問題だったことが問題でなくなること」「情報処理能力が上がり物事の観方の視点が上がること」
「学習」の定義は、「学んだことで、できなかったことができるようになること」
この「学習」のために、必要なことがあります。
ここまでだいぶ長くなったので、また詳述は、別の機会に譲りますが、簡単に言えば、
(1)「理論」をもとに、問題の解決法を「理解」する。
(2)その理解した理論を実践し、再現性を確立する。
(3)確立した再現性を持ち、そこに積極的な「主体性」を身につけること。
(4)主体性を確保して、「自立性」を確立すること。
(5)そして、自立した新たな視点を持ち、もともと持っていた問題が問題でなくなり、さらに成長を続ける土台を持つこと。
今回の瞑想講師養成講座でも、そんな「進化」を可能にする「教育者」が多く生まれたことを、とても嬉しく思います。
道は尽きませんし、まだまだこれからのところはある。
そして、これからの20年ほど、極めて大切なフェーズが始まっています。
だからこれからも、彼らの今後を背中をプッシュしつつ、見守ります。
みんな、本当にありがとう!
ここからがまた新たなスタートだね。
いつも、見守ってます。
安心して進みましょう。<
人の進化をサポートすることは、この上ない喜び。
教育者として、最高の人生を生きる。
次はあなたの番かもしれませんね。