「映画Matrixの世界観で哲学を学ぶワークショップ」

“Wake up, Neo…….”
“The Matrix has you……”

「起きろネオ、お前はマトリックスの支配下にあるんだ」
このオープニングを見るだけでも、身震いのする思いがします。

1999年に公開された名作「Matrix」の、メインメッセージこそ、この冒頭の「Wake up, Neo」に集約されていると思います。
単に起きろという意味ではなく、これは、我々が生きるこの洗脳世界からの目覚めを意味し、まさにこの現実のように見えているこの宇宙は、映画の中のMatrixと何ら変わらないのです。

もし、これがわかったら、あなたの認識は、コペルニクス的転回と同じほどのインパクトを持って、ガラガラと崩れ落ちることでしょう。
あなたがあると思っていた世界は実はない。
だけど、人間の認知として、無いが故にそれは同時に有るというこであり、だからこそ、NeoはMatrixの中で「Wake up（覚醒）」することができたのです。

哲学界のスーパースター、マルクス・ガブリエルの名句、「世界は存在しないが、しかしそれ以外の全ては存在する」のです。
様相論理学を完成させ、可能世界意味論のソール・クリプキが指し示す、可能世界はあなたが想定する以上、存在し、その間を移動することができるのです。

最初、モーフィアスがビルの間を飛ぶことができて、Neoができなかった。
なぜかわかりますか？
それが、この時、Neoが目覚めていなかったこと、まだ、”The Matrix has you”の状況を出ていなかったことを示しているのです。
まさに囚われている我々のマインドのように。

モーフィアスは、Neoにこう言います。
“You are the prison of your mind”（お前は、自分の心（という牢獄）の囚人だ）。

さあ、このワークショップで、あなたの囚われを一気に手放してください。
そして、広大に広がる（時空を認めている表現で正直この言い方はあまり好きではありませんが）、未来から、あなたの好きな可能世界を選び取りましょう。
この宇宙はまさにあなたの手中にあるのです。

ご案内の最後に、映画の最後のNeoのメッセージをお送りします。
”I’m going to show them a world without you. A world without rules or controls, borders or boundaries. A world where anything is possible. Where we go from there is a choice I leave to you.”
（俺は彼らに君がいない世界を示す。ルールも支配も、国境も、境界線もない世界をね。どんなことでも可能な世界だ。そこからどこにいくかは、君に委ねるよ）。

“A world where anything is possible”
“Free Your Mind”
さあ、心を解き放ちましょう！

＜開催概要＞

日　時：2020年10月18日（日）13:00-17:00
受講法：zoomでのオンラインでのご受講
受講費：19,800円（税別）
講　師：中島正明

＜講座内容＞

・Matrixの世界観
・東洋哲学の概論
・西洋哲学との違い
・般若心経と空
・唯識論と認知科学
・認知科学とMatrix
・Neoは誰だ？
・可能性界意味論と可能性の存在証明
・各シーンのmasa-yoga的解釈
・Wake up！
などなど

＜キャンセルポリシー＞

お申し込み後のキャンセルは受け付けておりません。

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