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マインドフルネスの効果

マインドフルネスの効果

今準備中の「オンライン瞑想アカデミー」でも内容に組み込んでいますが、注目を浴びるようになって久しい「マインドフルネス」。
それは一体何なのか、どんな効果があるのか、簡単ですが、概要を書いてみますね。
(仏法の説く所との違いなどもありますが、この場ではそれは割愛させていただきます。そうしたことはメルマガで書いていこうと思います)

マインドフルネスとは、
「今、この瞬間瞬間の意図的に注意を向け、評価・判断をせずに、その体験を意識化すること」。

瞑想したり、ヨガをしたりだけでなく、歩くとき、食べるときなどにも、一つひとつの体験を意識化することがあれば、もうそれはマインドフルネスの実践と言えるでしょう。

マインドフルネス実践の、歴史背景的な意図は、「ストレス低減」に限られますが、しかし、その範疇をこえたメリットがあることも注目を浴びている理由でしょう。

そのメリットは、枚挙に遑ありませんが、
・自分の存在感に強い自信を持つことができる
・心の負のフィードバックによるストレスの解消
・存在することに価値があるとわかるようになる
・体や心との親密な関係を持つことができ、自分の体験への信頼や生きてる実感を感汁ことができる
・本当に起きている人生の最も貴重な体験をできる

また、科学的な研究も進んでおり、ここ最近は目覚しい進歩を遂げています。

ウィスコンシン大学のリチャード・デビッドソン博士は、マインドフルネスの大家であるジョン・カバット・ジン博士と協力し、2ヶ月間、週3時間のマインドフルネス瞑想の実践で被験者にどのような変化が生じるかを検証しました。結果、トレーニング前には、前頭前野右側の発火傾向が強く、トレーニング後には左側に傾くことがわかりました。
前頭前野の左側の発火は幸福感との強い繋がりがあると知られています。

また、前頭前野の活性化によって、不安を起こすとされる扁桃体の働きが抑制されるので、不安や恐れが減ります。
そのほかにも、加齢による前頭前野の劣化を遅らせることができたり、学習、記憶処理、感情制御、他者の視点に立つ能力に関わる脳の部位の神経細胞が増加するなどの研究結果も出ていています。

マインドフルネスを生活に取り込むことで、多大な効果が期待できますね。

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